仕訳
ここは会社の近くにある喫茶店。仕事を終えた健次君と涼子さんが向かい合って座っています。
涼子:どうしたの?今日はなんだか元気が無いわね。
健次:今日、仕事でいやな事があってね。
涼子:あっ、分かった。経理部長に怒られた事でしょう。
健次:まあ、僕がつまらないミスをしたせいなんだけどね。
涼子:経理部長だって鈴木さんに期待をしているから注意をするのよ。
健次:そうかな〜?
涼子:そうよ。とにかく今は簿記の学習に集中してね。今日は大切な仕訳の学習よ。じゃ、いつもの質問。仕訳と聞いてどんなイメージを持っているかしら?
健次:そうだね。荷物を宛先別に仕分けをする感じかな。
涼子:日常生活ではその仕分けの方が多いわね。でも、簿記で使う仕訳は意味も漢字も違うの。簿記で使う仕訳とは、複式簿記で取引を貸借の勘定科目に分類することを言うのよ。

分類すると言う意味では鈴木さんの言った「仕分け」と同じだけど・・・。
健次:仕訳ってこう言う漢字なのか〜。
涼子:そう、パソコンで文字変換する時にも間違えないでね。前回説明した「簿記の取引」では8つの要素に分類したけれど、それだけでは大まか過ぎて取引の内容が良く分からなくなってしまうの。そこで「資産」に入るものを「現金」や「備品」などの「勘定科目」に細分化するのよ。
健次:前に見せてもらった資産や負債などを大分類、中分類、小分類に分ける方法だね。勘定科目は小分類になるのだね。
涼子:そうね、でも前に見せた分類で勘定科目はほんの一例だけなの。実際はもっと多くの勘定科目が決まっているのよ。それでは仕訳の手順を資料で説明するわね。

この資料のように6段階に分けて仕訳をすれば、間違えずに仕訳が出来るようになるわ。
健次:4番目の「増減によって勘定科目の借方と貸方を決める」って言うのが良く分からないな〜。
涼子:分からない時は前回に説明した「簿記の取引」を思い出して。

この「取引の要素と組み合わせ」のように勘定科目の増減によって貸借を決めれば良いのよ。
健次:う〜ん・・・。でもこの資料をいつも持って歩くわけにも行かないし・・・。
涼子:それじゃあ、覚えるコツを説明するわね。前に渡した「貸借対照表」と「損益計算書」のイメージ図を持っている?
健次:ちょっと待って・・・。あっ、これだね。

涼子:このイメージ図と先程見た「取引の要素と組み合わせ」を見比べて何か気づかない?それぞれの要素のある場所をよく見て。
健次:ちょっと待って。う〜ん・・・。そうか!貸借対照表や損益計算書にある要素の場所が増加や発生で反対側にある時は減少になってる。
涼子:そう、良く気が付いたわね。貸借対照表で資産は借方にあるわね。だから資産が増加する時は借方に仕訳をするの。反対に減少する時は貸方に仕訳をすれば良いの。他の要素も同じよ。
健次:だから、貸借対照表や損益計算書を目に焼き付けるほど良く見ろと言ったんだね。
涼子:そうよ。仕訳に迷ったら貸借対照表と損益計算書を思い出してね。
それじゃあ、実際に仕訳をして見ましょう。100円のボールペンを現金で買った場合の仕訳はこのようにするのよ。

これを先程の取引の手順に当てはめてみるとこのようになるわ。

取引をこのように手順に従って仕訳をすればミスは少なくなるわ。面倒でも仕訳をする時は手順通りに作業をしてね。
健次:分かった。そうするよ。
涼子:これで簿記の基礎についての説明は終わり。次回からは簿記の実務を説明するわ。簿記の実務はその殆どが仕訳作業なの。鈴木さんにも仕訳をしてもらうようになるわよ。
健次:大丈夫かな〜。
涼子:大丈夫よ。たとえ間違ってもどうして間違ったか分かれば学習になるのよ。今日はこれでお終い。お疲れ様でした。
健次:お疲れ様でした。
長い髪を靡かせて喫茶店を出て行く涼子さんの後姿を健次君は見送っていました。
《作者から一言》
涼子さんが言っていたように簿記の実務は仕訳作業が重要です。仕訳の手順をしっかり覚えましょう。特に勘定科目の借方と貸方を決める時には貸借対照表と損益計算書を思い出してください。
それでは次回からは簿記の実務編に突入します。その前にまた、雑談で健次君の悩みを聞いてやってください。
二人のプロフィールは こちら をご覧下さい。

1.有給休暇繰越表 2.体重管理票 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿
涼子:どうしたの?今日はなんだか元気が無いわね。
健次:今日、仕事でいやな事があってね。
涼子:あっ、分かった。経理部長に怒られた事でしょう。
健次:まあ、僕がつまらないミスをしたせいなんだけどね。
涼子:経理部長だって鈴木さんに期待をしているから注意をするのよ。
健次:そうかな〜?
涼子:そうよ。とにかく今は簿記の学習に集中してね。今日は大切な仕訳の学習よ。じゃ、いつもの質問。仕訳と聞いてどんなイメージを持っているかしら?
健次:そうだね。荷物を宛先別に仕分けをする感じかな。
涼子:日常生活ではその仕分けの方が多いわね。でも、簿記で使う仕訳は意味も漢字も違うの。簿記で使う仕訳とは、複式簿記で取引を貸借の勘定科目に分類することを言うのよ。

分類すると言う意味では鈴木さんの言った「仕分け」と同じだけど・・・。
健次:仕訳ってこう言う漢字なのか〜。
涼子:そう、パソコンで文字変換する時にも間違えないでね。前回説明した「簿記の取引」では8つの要素に分類したけれど、それだけでは大まか過ぎて取引の内容が良く分からなくなってしまうの。そこで「資産」に入るものを「現金」や「備品」などの「勘定科目」に細分化するのよ。
健次:前に見せてもらった資産や負債などを大分類、中分類、小分類に分ける方法だね。勘定科目は小分類になるのだね。
涼子:そうね、でも前に見せた分類で勘定科目はほんの一例だけなの。実際はもっと多くの勘定科目が決まっているのよ。それでは仕訳の手順を資料で説明するわね。

この資料のように6段階に分けて仕訳をすれば、間違えずに仕訳が出来るようになるわ。
健次:4番目の「増減によって勘定科目の借方と貸方を決める」って言うのが良く分からないな〜。
涼子:分からない時は前回に説明した「簿記の取引」を思い出して。

この「取引の要素と組み合わせ」のように勘定科目の増減によって貸借を決めれば良いのよ。
健次:う〜ん・・・。でもこの資料をいつも持って歩くわけにも行かないし・・・。
涼子:それじゃあ、覚えるコツを説明するわね。前に渡した「貸借対照表」と「損益計算書」のイメージ図を持っている?
健次:ちょっと待って・・・。あっ、これだね。

涼子:このイメージ図と先程見た「取引の要素と組み合わせ」を見比べて何か気づかない?それぞれの要素のある場所をよく見て。
健次:ちょっと待って。う〜ん・・・。そうか!貸借対照表や損益計算書にある要素の場所が増加や発生で反対側にある時は減少になってる。
涼子:そう、良く気が付いたわね。貸借対照表で資産は借方にあるわね。だから資産が増加する時は借方に仕訳をするの。反対に減少する時は貸方に仕訳をすれば良いの。他の要素も同じよ。
健次:だから、貸借対照表や損益計算書を目に焼き付けるほど良く見ろと言ったんだね。
涼子:そうよ。仕訳に迷ったら貸借対照表と損益計算書を思い出してね。
それじゃあ、実際に仕訳をして見ましょう。100円のボールペンを現金で買った場合の仕訳はこのようにするのよ。

これを先程の取引の手順に当てはめてみるとこのようになるわ。

取引をこのように手順に従って仕訳をすればミスは少なくなるわ。面倒でも仕訳をする時は手順通りに作業をしてね。
健次:分かった。そうするよ。
涼子:これで簿記の基礎についての説明は終わり。次回からは簿記の実務を説明するわ。簿記の実務はその殆どが仕訳作業なの。鈴木さんにも仕訳をしてもらうようになるわよ。
健次:大丈夫かな〜。
涼子:大丈夫よ。たとえ間違ってもどうして間違ったか分かれば学習になるのよ。今日はこれでお終い。お疲れ様でした。
健次:お疲れ様でした。
長い髪を靡かせて喫茶店を出て行く涼子さんの後姿を健次君は見送っていました。
《作者から一言》
涼子さんが言っていたように簿記の実務は仕訳作業が重要です。仕訳の手順をしっかり覚えましょう。特に勘定科目の借方と貸方を決める時には貸借対照表と損益計算書を思い出してください。
それでは次回からは簿記の実務編に突入します。その前にまた、雑談で健次君の悩みを聞いてやってください。
二人のプロフィールは こちら をご覧下さい。

1.有給休暇繰越表 2.体重管理票 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿



