FC2ブログ

株主資本等変動計算書の作り方

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「株主資本等変動計算書の作り方」です。

《問題》下記の「株主資本等変動計算書」の記載は、どのような変動理由によるものか答えなさい。

1-4.gif

変動理由(        )

1-2.gif

変動理由(        )

1-3.gif

変動理由(        )


《解答》

1-4.gif

変動理由(当期純利益を繰越利益剰余金へ振り替えた)

1-2.gif

変動理由(繰越利益剰余金から株主へ配当金を支払った)

1-3.gif

変動理由(繰越利益剰余金から利益準備金と別途積立金へ振り替えた)

《解説》

「株主資本等変動計算書」は決算報告をする時に貸借対照表や損益計算書と一緒に提出する、期中の純資産の変動を報告する書類です。

2006年に会社法が施行される前の「利益処分計算書」の代わりになる書類です。2006年以前は、決算の時でなければ配当などのような利益の処分が出来ませんでしたが、会社法が施行された後は取締役会の決議があれば、いつでも利益の処分が出来るようになりました。純資産の金額がいつも変動しているので、期中の純資産の変動を記録した計算書が必要になったのです。

下の図をご覧ください。

1-6.gif

会社法が施行される前の損益計算書は上の図のように、「当期未処分利益」までありました。今は「当期純利益」で終わり、「前期繰越利益」や「中間配当額」は「株主資本等変動計算書」で記載される事になりました。

「株主資本等変動計算書」は純資産の期中の変動を報告する書類ですから、純資産の全ての項目が含まれています。純資産の項目の内訳については下図をご覧ください。

1-5.gif

赤字になっている項目が、会社法施行後に新設された項目です。純資産は「株主資本」だけではなく、「評価換算差額」や「新株予約権」があります。その為、「株主資本等」と「等」が付くようになりました。

「株主資本等変動計算書」のひな型は下図のようになります。

1-7.gif

表の上部に純資産の項目が、左側に変動理由が書いてあります。つまり、それぞれの項目について変動理由別に金額を記載するようになっています。表で青く塗りつぶしてある「前期末残高」の金額は、前期の貸借対照表に記載されている純資産の金額に一致しています。オレンジ色に塗りつぶしてある「当期末残高」は当期の貸借対照表に記載されている純資産の金額に一致しています。前期の純資産がどのように変動して、今期の純資産の金額になったのか分かるようになっています。

「株主資本等変動計算書」は名前は難しいですが、内容は分かり易くなって、より自由度が高くなっています。経済の発展に合わせて法律も変えて行く必要があるようですね。

《簿記の用語》

〇剰余金の配当

「株主資本等変動計算書」は計算書が対象とする会計期間の純資産の変動を記載しています。「剰余金の配当」は、「利益処分計算書」では、計算書が対象とする会計期間の翌期に支払う金額でしたが、「株主資本等変動計算書」では、計算書が対象とする会計期間に支払った金額となります。そして、翌期に支払う金額は、注記として記載します。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   47.日用品管理表   48.事務用品管理表    49.席順作成表    50.商品説明書     《ソフト一覧表》



スポンサーサイト



損益計算書の作り方

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「損益計算書の作り方」です。

《問題》
損益勘定の金額を基にして、報告式の損益計算書を作りなさい。

b-4.gif

b-5.gif

《解答》
b-6.gif

損益計算書は総勘定元帳の損益勘定を基にして作ります。損益勘定とは決算仕訳をした時に、全ての費用と収益をまとめた勘定の事です。

損益勘定は下図のようになっています。番号がある勘定科目は損益計算書では別の勘定科目名になります。売上→売上高、仕入→売上原価、繰越利益剰余金→税引前当期利益などです。

b-1.gif

この損益勘定を基にして損益計算書を作る事になりますが、会社の場合は下図のように報告式の損益計算書を作るのが一般的です。

b-2.gif

損益計算書を報告式にすると、利益がどうのようにして生み出されたのか、企業の最終利益が出るまでの流れを見るのに都合が良くなります。5つの段階の計算式と内容については下表をご覧ください。

b-9.gif

《簿記の用語》

損益計算書の変遷

損益計算書は2006年から始まった新会社法によって、「当期純利益」で終わるようになりました。それまでは、当期純利益の下に「前期繰越利益」と「当期未処分利益」がありました。この部分については新会社法では「株主資本等変動計算書」の中で記載されるようになりました。

b-8.gif



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   47.日用品管理表   48.事務用品管理表    49.席順作成表    50.商品説明書     《ソフト一覧表》



貸借対照表の作り方

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「貸借対照表の作り方」です。

《問題》

繰越試算表の金額を基にして、貸借対照表を作りなさい。

111-4.gif

111-5.gif

《解答》

111-6.gif

《解説》

繰越試算表とは、各勘定を締め切った後で各勘定の次期繰越高を集めたものです。繰越試算表を基にして貸借対照表を作る時には2つの事に注意して下さい。

1つ目の注意点は勘定科目の並べ方です。資産勘定は流動資産、固定資産の順に、負債勘定は流動負債、固定負債の順に並べることが必要です。流動資産でもより現金化しやすい当座資産を、固定資産では有形固定資産を先に計上します。表にすると次のようになります。

111-2.gif

同じ書式になっていれば複数の貸借対照表を簡単に比較できるようになります。

繰越試算表から貸借対照表を作る時の注意点の2つ目は、勘定科目の名前や計上する場所の変更です。現金と預金は一緒にして「現金預金」に、繰越商品は「商品」にします。前払利息などのような細かい勘定科目は合計して前払費用に、未収家賃のような勘定科目は合計して未収収益にまとめます。

また、貸倒引当金や減価償却累計額などのような資産の評価勘定は、貸方から借方へ移行して、それぞれの資産勘定の下にマイナスで計上します。貸方と借方は逆になりますので、貸方でプラスの場合は借方ではマイナスになります。わざわざ貸方から借方へ移行する理由は、資産勘定の下に計上すれば資産勘定の正味の金額が分かりやすくなるためです。

111-1.gif

これまでにご説明した作業をした後で、貸借対照表を作ると下図のようになります。貸借対照表の左上に会社名を、その横に決算の日付を記載します。表の左下には資産の合計額を、右下には負債・純資産の合計額をそれぞれ記載します。

111-3.gif

《簿記の用語》

〇報告式貸借対照表

上記のご説明は勘定式の貸借対照表です。貸借対照表にはその他に報告式があります。報告式では勘定式のように貸借に分けて表にしないで、上から順に勘定科目を記載します。会社の規模が大きくなると勘定科目も多くなりますので、長くなって見づらくなるのが欠点です。

111-7.gif



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   47.日用品管理表   48.事務用品管理表      《ソフト一覧表》



貸借勘定の締切り

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「貸借勘定の締切り」です。

《問題》

T字型元帳を下記の金額に基づいて、3月31日で締切りなさい。

55-5.gif
55-6.gif

《解答》

55-3.gif
55-2.gif

《解説》

貸借勘定は損益勘定のような決算振替仕訳をしないで、総勘定元帳に繰越記入と開始記入をします。総勘定元帳の締切り方は下図の通りです。現金勘定を例にしてご説明します。

55-7.gif

附ってある番号に沿ってご説明します。

1番目 各勘定の借方と貸方の合計額の差額を、金額の少ない方に記入して貸借を一致させます。

2番目 摘要欄に「次期繰越」と赤字で記入して、合計線を引きます。これを繰越記入と言います。

3番目 借方と貸方の合計額の記入行を揃えるために、摘要欄に赤で斜線を引きます。

4番目 借方と貸方の両方に合計額を記入して、締切線を引いて勘定を締切ります。

5番目 次期の最初の日付を記入します。期首は4月ですから4月1日になります。

6番目 繰越記入の反対側に「前期繰越」と記入して、残高を元の側に戻します。これを開始記入と言います。

開始記入までの作業を総勘定元帳の締切りと言います。

同じ金額を貸方に記入したり、借方に記入したりで面倒だと感じるかもしれませんが、簿記は会計期間を区別しなければなりません。ここまでが前期で、これからが今期と言うように明確にする必要があります。

上記の問題では勘定科目が6個しかありませんが、実務ではもっと多いので計算するのは大変です。それで、正しく繰越し計算が出来たかを確認するために、「繰越試算表」を作ります。上記の問題をそのまま残高試算表にすると下図のようになります。

55-10.gif

貸借が一致していないと、どこかにミスがあります。間違った前期繰越残高を使うと大変な事になりますので、必ず繰越試算表を作って確認して下さい。

《簿記の用語》

〇繰越試算表

会計ソフトを使って決算をした場合は、繰越試算表を作らない場合もあります。パソコンで処理しているので、貸借の金額は必ず一致するからです。

しかし、手書きの補助簿などは転記ミスなどがありますので、繰越試算表を作って金額を照合する事をお勧めします。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   47.日用品管理表   48.事務用品管理表      《ソフト一覧表》



損益勘定の締切り

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「損益勘定の締切り」です。

《問題》

精算表の金額を使って決算振替仕訳をした後、損益勘定への転記と締切りをしなさい。

53-1.gif

53-2.gif

53-4.gif

《解答》

53-3.gif

53-5.gif

《解説》

決算振替仕訳で、当期純利益の金額は精算表の当期純利益の金額と一致することを確認して下さい。

損益勘定は合計金額の上に合計線を引いて、下に2重の締切線を引いて締切ります。その後、借方と貸方の合計額の記入行を揃えるために赤で斜線を引きます。損益勘定の貸借が一致している事を必ず確認して下さい。損益勘定の合計金額は、損益計算書の合計金額とも一致しています。

収益、費用の各勘定の締切りも忘れずに行ってください。締切りの方法は損益勘定と同じです。例として、売上と仕入の締切りは下図のようになります。

53-8.gif

資産や負債、純資産の締切りについては次回ご説明します。

《簿記の用語》

〇繰越利益剰余金

決算振替仕訳で、当期純利益を「繰越利益剰余金」へ振替えるのは法人の場合です。個人事業主の場合は当期純利益を「資本金」へ振替えます。

53-6.gif



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   47.日用品管理表      《ソフト一覧表》



決算振替仕訳

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「決算振替仕訳」です。

《問題》

ww12.gif

《解答》

ww13.gif

《解説》

4番の問題で、個人事業主の場合はそのまま純資産勘定へ振替えます。

決算振替仕訳は決算整理仕訳も終わり、総勘定元帳へ全て転記が終わった後で行います。総勘定元帳へ転記が終わったら、費用や収益の勘定を損益勘定へ集めて、その差額を純資産勘定へ振替えます。この作業によって損益勘定は0円になり、貸借勘定を次期へ繰越す事が出来ます。

下図のように、費用や収益の諸勘定(仕入や売上など)を損益勘定へ振替えます。

51-1.gif

この仕訳を図解にすると、次の様になります。

51-2.gif

費用勘定や収益勘定は損益勘定へ集約するため、残高が0円になります。次に損益勘定の残高を純資産勘定の繰越利益剰余金へ振替えます。利益が出ている場合は損益勘定の貸方に残高がありますので、繰越利益剰余金の貸方へ振替えます。

51-3.gif

この仕訳を図解にすると、次のようになります。

51-4.gif

損益勘定は0円になって、貸借勘定(資産や負債、純資産)だけが残ります。決算振替仕訳を行う事によって、貸借勘定だけで貸借の合計金額が一致しますので、次期へ繰越す事ができます。

費用勘定や収益勘定は貸借勘定が増減する理由ですから、理由を次期へ繰越す事はできません。それに対して現金や借入金などの貸借勘定は次期になっても残っています。両者の関係については下図をご覧ください。

41-1.gif

このように、貸借の合計は貸借勘定と損益勘定(費用と収益)の合計で一致しています。もし、損益勘定(費用と収益)だけを削除したら、貸借勘定だけではバランスが取れなくなります。そこで、収益と費用の差額、つまり当期純利益を純資産勘定の繰越利益剰余金へ振替える事になります。

繰越利益剰余金は新会社法が施行される前は未処分利益と呼ばれていました。つまり、利益が出たけれどどうやって処分をして良いか分からない状態のお金です。株主総会の決議を経て、この繰越利益剰余金の中から配当金などが支払われる事になります。

純資産勘定の内訳については下表をご覧ください。繰越利益剰余金は赤枠にしてあります。

51-5.gif

繰越利益剰余金は純資産勘定の株主資本の中にあります。

《簿記の用語》

〇「大陸式決算法」と「英米式決算法」

総勘定元帳の締切り方には「大陸式決算法」と「英米式決算法」があります。ここでは主流である「英米式決算法」を使っています。「英米式決算法」は損益勘定を新たに設けて決算振替仕訳をするのが特徴です。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   47.日用品管理表      《ソフト一覧表》



費用と収益の繰延べ

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「費用と収益の繰延べ」です。

《問題》下記の取引を仕訳しなさい。また、その結果を精算表に記入しなさい。

50-5.gif

《解答》
50-6.gif

《解説》

支払った60,000円の支払地代の内、20,000円は次期の分です。20,000円を今期の損益勘定から控除して、前払地代(資産勘定)に振替えます。

「費用と収益の繰延べ」は前回ご説明した「費用と収益の見越し」と逆の関係になります。「費用と収益の繰延べ」の定義は下図のようになります。

50-1.gif

今期で支払った費用や、今期に貰った収益の中に次期の分が含まれている場合は、今期の費用や収益から控除して次期へ繰越します。

例えば会社で土地を借りていて、地代を1年分まとめて地主に支払ったとします。支払った日が1月1日で決算が3月31日だったら、今期分の地代は3ヶ月分しかない事になります。残りの9か月分は次期の地代になります。次期分の地代を今期の地代から控除して、前払地代として次期へ繰越します。前払地代は資産勘定になります。

下の例題は半年分の地代60,000円を12月1日に支払って、決算日が3月31日の場合です。支払地代は4月分と5月分の20,000円が次期分として繰延べされますので、今期分の地代は40,000円になります。

50-2.gif

受取った地代に次期分の地代が含まれている場合は、次期分の地代を今期分の受取地代から控除して、前受地代として次期へ繰越します。前受地代は負債勘定になります。前受収益を図解すると下の図のようになります。半年分の地代60,000円を12月1日に受取って、決算が3月の場合です。

50-3.gif

受け取った60,000円のうち20,000円は次期の分ですから、受取地代から前受収益に振替えます。受取地代の残高は40,000円になります。

繰延べの場合も「見越し」と同じように、次期の期首で再振替仕訳をして元に戻します。

50-4.gif

前受収益勘定(資産勘定)は相殺されて0円になり、受取地代(損益勘定)の残高が20,000円になります。このように手数の必要な処理をするのは、「費用・収益対応の原則」に基づいて、正しい期間計算をするためです。

《簿記の用語》

〇前払費用と前受収益

前払費用には前払地代の他に、前払利息、前払保険料、前払家賃、前払保証料等があります。また、前受収益には前受地代の他に、前受利息、前受保険料、前受家賃、前受保証料等があります。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   《ソフト一覧表》



費用と収益の見越し

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「費用と収益の見越し」です。

《問題》下記の取引を仕訳しなさい。また、その結果を精算表に記入しなさい。

49-5.gif

《解答》

49-6.gif

《解説》

費用や収益の見越しとは、次のように定義されています。

49-1.gif

費用や収益は通常、現金などで支払ったり、受取ったりした時に記帳します。しかし、次期になって支払う予定の費用や貰う収益でも、今期分が含まれている場合があります。例えば、元利一括返済で今期に借りたお金を次期に支払う場合は、今期分の利息分は払っていなくても今期に計上する必要があります。

これは「費用・収益対応の原則」によって、今期分の費用や収益は今期に計上する事が必要になるためです。

下の図をご覧ください。今期の12月1日に借入れをして、次期の5月31日に一括返済する予定で、支払う利息が15,000円の場合です。15,000円の利息の内、10,000円は今期分の利息になります。

49-2.gif

借入期間が6ヶ月で決算の時は4ヶ月が経過しているため、決算時において既に経過した期間の利息(15,000円÷6×4=10,000円)を計上する必要があります。

未払費用とは逆に、銀行に定期預金をした場合などの未収収益は下図のようになります。

49-3.gif

今期の12月1日に6ヶ月定期預金をして、次期の5月31日に満期になる場合です。利息は満期日に1,500円を貰えますが、今期分の利息(1,500円÷6×4=1,000円)は今期に計上する必要があります。実際にはまだ利息を受け取っていないため、未収利息勘定を使います。

それでは次期になって満期日が到来したらどうなるのでしょうか?

未払費用や未収収益は次期の期首に再振替仕訳をして置きます。再振替仕訳は決算仕訳と逆の仕訳をして元に戻します。下図は未収利息の場合です。

49-4.gif

次期の期首では、費用勘定の受取利息は0円になります。また、資産勘定の未収利息はそのまま繰越しますから1,000円になっています。期首に再振替仕訳をすると、受取利息はマイナス1,000円になり、未収利息は0円になります。そして5月31日の満期日に1,500円の受取利息を計上すると、受取利息の残高は500円になって、この500円が次期分の受取利息になります。

《簿記の用語》

〇未払費用・未収収益

未払費用の勘定科目には未払利息の他に、未払家賃、未払地代などがあります。また、未収収益の勘定科目には未収利息の他に、未収家賃、未収地代などがあります。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   《ソフト一覧表》



減価償却費の設定

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「減価償却費の設定」です。

《問題》下記の取引を仕訳しなさい。また、その結果を精算表に記入しなさい。

48-1.gif

《解答》

48-2.gif

《解説》

定額法で償却していますので、償却額は取得価額の50万円を耐用年数の5年で割った金額(10万円)です。間接法ですので、仕訳には減価償却累計額を使います。

設問では固定資産を期首で取得したようになっていますが、期首以外で取得した場合は次の数式で計算します。

48-3.gif

例えば、取得した月が6月で決算が3月だった場合は、償却額に12分の10を乗じる事になります。6月から数えて翌年の3月までは10ヶ月ですから、10万円に12分の10を乗じると83,333円になります。

減価償却とは固定資産を複数年に渡って費用化することです。減価償却も「費用、収益対応の原則」に基づいています。下図のように、複数年に渡って使用する固定資産の価値は、複数年で費用化する事になります。

27-2.gif

固定資産が毎年費用化されて、最後は備忘価格の1円になります。償却方法には下表のように固定資産の種類に応じて、毎年同じ額だけ償却する「定額法」と、同じ償却率で償却する「定率法」があります。

26-1-1.gif

26-2.gif

減価償却費を設定するための仕訳方法には「直接法」と「間接法」があります。間接法の方が取得原価が分かるため、一般的に使われています。それぞれの仕訳方法は下のようになります。

27-3.gif

減価償却費を計算するために、実務上は下図のような「固定資産台帳」を使います。実務では固定資産の数量も多く、償却方法も異なる場合が多いためです。この例では機械Aを定率法で償却しています。

38-2-1.gif

固定資産台帳で固定資産別の今期分償却金額を計算して、その合計額を今期の減価償却費として計上します。

減価償却については会計ソフトとは別に減価償却ソフトがあるほど手数がかかる作業です。決算などで経験を積むことが大切です。

《簿記の用語》

〇減価償却制度

減価償却制度は平成19年度の税制改正で抜本的に見直されました。それまでは取得価額の1割が残存価額となり、減価償却可能限度額も95%になっていました。しかし、税制改正で平成19年4月1日以後に取得する減価償却資産については、償却可能限度額および残存価額が廃止されるとともに250%定率法が導入されることにより、耐用年数経過時点で1円(備忘価額)まで償却できるようになりました。

また、平成19年3月31日以前に取得した減価償却資産については、償却可能限度額まで償却した後、5年間で1円(備忘価額)まで均等償却できるようになりました。

※250%定率法については こちら のサイトをご覧ください。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   《ソフト一覧表》



消耗品の整理

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「消耗品の整理」です。

《問題》下記の取引を仕訳しなさい。また、その結果を精算表に記入しなさい。

47-3.gif

《解答》

47-4.gif

《解説》

「消耗品費」の5万円の内、2万円を取り消して、同額を「消耗品」に計上します。

消耗品とは、文房具やコピー用紙のように、短期間で消費するものを言います。消耗品は購入した時に「消耗品費」と言う費用勘定で処理する方法が一般的です。この方法にすると、購入した分を会計期間の中で全部使ってしまえば問題ありませんが、決算時に未使用分がある場合は特別な処理が必要になります。

つまり、当期の費用として処理できるのは実際に使用した分だけで、決算時に未使用の消耗品が残っている場合には、資産として次期に繰越す必要があります。どうしてこのような処理をする必要があるかと言いますと、「費用・収益対応の原則」のためです。

「費用・収益対応の原則」とは、「特定の収益計上と、その収益を稼得するのに要した費用とを、同一の会計期間で計上するという簿記上の基本原則」の事です。つまり、消耗品で言えば、その会計期間で使用した消耗品だけを費用として計上し、未使用の分は資産として翌期に繰越すと言う事です。「費用・収益対応の原則」は減価償却など、他の取引にも使う大原則ですからしっかり覚えましょう。

消耗品についての決算整理仕訳をT字型勘定で表すと次のようになります。

47-1.gif

このように、未使用の消耗品がある場合は、その金額を消耗品費勘定から消耗品勘定へ振替えます。「消耗品費」が費用勘定で、「消耗品」が資産勘定です。「費」があるかないかだけの違いなので見落とさないようにしましょう。

決算で消耗品へ振替えた未使用分は、翌期の期首になったら再び消耗品費へ振替えます。これを「再振替仕訳」と言います。

47-2.gif

資産勘定である消耗品は0円になり、費用勘定である消耗品費が元通りの2万円になります。2度手間のように見えますが、正しい期間計算をするためには必要な事です。

決算で未使用の消耗品の金額を調べるには棚卸(たなおろし)を行います。未使用の消耗品の残高を正確に把握する事によって、効率的な発注も出来るようになります。

《簿記の用語》

〇貯蔵品(ちょぞうひん)

消耗品と同じように切手や印紙などについても決算で整理が必要です。購入した場合に、切手は「通信費」で、印紙は「租税公課」で仕訳をしますが、決算で未使用のものがあった場合は、資産勘定の「貯蔵品」に振替えます。

(例)
3,000円分の未使用の切手があった場合の決算整理仕訳
(借方)貯蔵品 3,000 (貸方)通信費 3,000

貯蔵品も翌期の期首に再振替仕訳をします。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日  46.ごみ処理便利帳   《ソフト一覧表》



有価証券の評価替え

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「有価証券の評価替え」です。

《問題》下記の取引を仕訳しなさい。また、その結果を精算表に記入しなさい。

46-1.gif

《解答》

46-2.gif

《解説》

問題では時価が値下がりをした場合ですが、時価が値上がりした場合は「有価証券評価益」を貸方に、「有価証券」を借方にして仕訳をします。

有価証券とは株式や公社債の事で、市場で自由に売買をする事が出来ます。有価証券を買った時の価格と、売った時の価格の差額で利益を得たり損をしたりする場合があります。有価証券を売却した場合は、「有価証券売却損益」勘定を使って仕訳をします。

決算でも取得価格と期末における時価との差額を算出して、適正な価格に修正する必要があります。この事を「有価証券の評価替え」と言います。

「有価証券の評価替え」は会社の財政状態を適正に反映するために行います。持っている有価証券を時価に合わせて修正する方法を「時価法」と言います。時価法は売買を目的とする有価証券に対して行われる評価方法です。

それに対して子会社や関連会社の株式を保有している場合は「原価法」が使われます。原価法では市場価格が値上がりしても値下がりしても売却しない限り帳簿価格に変動がありません。これらの株式は企業の運営上必要なものであり、売却を予定していないためです。

《簿記の用語》

〇含み損益

含み損益は原価法を使った場合に発生します。原価法では市場価格がどんなに変動しても、帳簿上では取得価格のままです。そのため帳簿では分からない利益や損失、つまり含み損益が生まれます。

含み損益は有価証券の他に土地についても発生します。現行制度上、有形固定資産である所有土地は時価評価されないので、評価損も評価益も生じません。このため貸借対照表には取得原価により計上されることになり、この取得原価と決算時の市場での評価額に差額が生まれます。これらは決算報告書には現れないので、含み益または含み損となります。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日    《ソフト一覧表》



貸倒引当金の設定

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「貸倒引当金の設定」です。

《問題》下記の取引を仕訳しなさい。また、その結果を精算表に記入しなさい。

45-3.gif

《解答》

45-4.gif

《解説》

貸借対照表の貸倒引当金が期末の引当額に更新され、貸倒引当金戻入と貸倒引当金繰入勘定が損益計算書に計上されます。貸倒引当金は貸方に、引当金戻入は収益ですから貸方に、引当金繰入は費用ですから借方に計上される事に注意して下さい。

貸倒引当金とは、会計年度の期末ごとに売掛金などの債権の残高に応じた貸倒れの見積額を計上する時に使う勘定です。

貸倒引当金を設定する理由は「費用・収益対応の原則」です。前期に売上げた分が今期になって貸倒れになった場合、貸倒れ分の全額を今期の費用にしたら、正しい期間損益計算が出来なくなります。その為に前期の期末に貸倒引当金を設定します。

34-1.gif

当期の売上げ、期末の処理、翌期の貸倒れの関係を図にすると次のようになります。図の下にそれぞれの仕訳がされています。実際に貸倒れが発生した場合は、設定して置いた貸倒引当金を取り崩して売掛金を減少させます。

34-2.gif

貸倒引当金は貸方勘定ですから、本来は貸借対照表では貸方に計上されるべき勘定です。しかし、貸倒引当金は債権に対する評価勘定になるので、下図のように流動資産の部にマイナスで計上されます。

45-1.gif

決算で貸倒引当金の設定をする際に、前期に設定した貸倒引当金に残高がある場合は「洗替法」と「差額補充法」の2つの方法で処理します。今回の問題は「洗替法」を使っているので、「洗替法」についてご説明します。

「洗替法(あらいがえほう)」とは、前に残ったものを洗って捨てて、新しい物に替えると言う意味です。前期に設定した引当金の残高の全額を取崩してから、新たに今期の貸倒引当金を設定する方法です。下図の貸倒引当金勘定をご覧ください。

qq08.gif

前期の残高が26,000円あります。それを貸倒引当金戻入勘定へ振替えて0円にします。次に、貸倒引当金繰入勘定から今期の分36,000円を振替えます。これで貸倒引当金の残高は36,000円になります。

戻入れは収益勘定で、繰入れは費用勘定になります。費用を取消したり設定したりと言う意味です。

問題では貸倒れの見積額が債権の2%になっていますが、貸倒引当金の繰入率は過去の貸倒実績や法定限度額から決めます。繰入率が大きくなるほど会社にとって有利になります。それだけ費用が増えて利益が少なくなるので、支払う税金も少なくて済むためです。

《簿記の用語》

〇引当金

引当金には評価性引当金と負債性引当金の2種類があります。評価性引当金とは、資産から控除される引当金のことで貸倒引当金がこれにあたります。負債性引当金とは、将来の支出を意味する引当金のことで賞与引当金、退職給付引当金、修繕引当金などがこれに当たります。

また、損益計算書において貸倒引当金繰入は特別損失で、貸倒引当金戻入は特別利益になります。特別損失や特別利益とは、通常発生しないが例外的に発生する取引の事です。貸倒れは例外的に発生する取引のため、このような区分になっています。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日    《ソフト一覧表》



現金過不足の期末処理

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「現金過不足の期末処理」です。

《問題》下記の取引を仕訳しなさい。また、その結果を精算表に記入しなさい。

44-3.gif

《解答》

44-4.gif

《解説》

最初に現金過不足勘定について、概要をご説明します。

現金過不足勘定は、期中の取引で現金に過不足があった場合に使います。現金が帳簿より少ない場合は帳簿の方を減らします。現金勘定を貸方にして減少させ、現金過不足勘定を借方にして増加させます。現金過不足勘定の借方に残高がある場合は現金が不足している事になります。現金が余っている場合はその逆になります。過不足の原因が分かった時は、現金過不足勘定を正しい勘定へ振替える必要があります。

しかし、決算になっても原因が分からない場合は、現金過不足勘定を「雑損」と「雑益」に振替えます。現金が不足している場合は雑損で、現金が余っている場合は雑益に振替えます。現金過不足勘定はあくまでも仮の勘定ですから、決算では整理する必要があります。

T字型勘定にすると次のようになります。最初は現金が不足していた場合です。

44-1.gif

不足している場合は費用勘定の雑損へ振替えます。次は現金が余っていた場合です。

44-2.gif

現金が余っていた場合、つまり、現金過不足勘定の貸方に残高がある場合は収益勘定の雑益に振替えます。

会社によっては決算で現金の不足が確定すると、始末書を書いて不足額の一部を自分で負担する場合もあります。現金が不足した場合は会社に損害を与えた事になりますので、自己負担をするのも止むを得ないでしょう。反対に、現金が余った場合も、取引先に迷惑を掛けている事になります。会社の信用と言う大事なものを失う事にも繋がりますので、現金が余った場合も充分な注意が必要です。

《簿記の用語》

◎「雑損」と「雑益」

損益計算書で雑損は営業外費用、雑益は営業外収益になります。営業外費用や営業外収益とは、どの会計期間中にもほぼ経常的に発生するもので、しかもその原因がその企業の本業によらないものを指します。営業外費用としては雑損の他に、支払利息や有価証券売却損などが、営業外収益としては雑益の他に、受取利息や有価証券売却益などがよく使われる勘定科目です。

下に損益計算書の仕組みを図解にしました。営業外損益までを加減した結果が経常利益となります。

44-5.gif



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日    《ソフト一覧表》



売上原価の仕訳

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「売上原価の仕訳」です。

《問題》下記の取引を仕訳しなさい。また、その結果を精算表に記入しなさい。

43-2.gif

《解答》

43-3.gif

《解説》

上記の問題は、三分法による売上原価の計算と仕訳です。三分法とは、商品の売買で仕入と売上と繰越商品の3つの勘定科目を使う方法です。

仕訳の問題は、最初に繰越商品を減少させて仕入を増加させます。次に仕入を減少させて繰越商品を増加させます。精算表の問題は、最初に期末の残高を記入してから、仕訳をした通りに修正記入をして、貸借対照表と損益計算書に分けて記入します。

三分法では、期首商品有高に当期仕入高を加算して、期末商品有高を減算する事で売上原価を計算します。図解をすると次のようになります。

20-2.gif

20-3.gif

上記のようにして、売上原価を計算しますが、これだけでは勘定は動きません。勘定を動かすには仕訳をする必要があります。T字型元帳を使って説明します。下の図をご覧ください。

43-1.gif

これは仕入勘定で売上原価を計算する方法です。両方の勘定科目の動きに注目して下さい。期首商品有高に当期仕入高を加算すると言う事は、繰越商品の貸方から仕入勘定の借方へ振替える事になります。この仕訳で仕入は増加して繰越商品は減少します。

更に、仕入から期末商品有高を減算すると言う事は、仕入勘定の貸方から繰越商品の借方へ振替える事になります。この仕訳で仕入は減少して繰越商品は増加します。

仕入は費用勘定で、繰越商品は資産勘定です。従って、借方はどちらも増加になって、貸方はどちらも減少になります。そして、仕入勘定の残高は当期の売上に対する費用、つまり売上原価になります。また、繰越商品の残高は期末の商品有高になります。

損益計算書の仕入は売上原価になっていますので、今までの仕入と意味が異なる事に注意して下さい。報告式の損益計算書には仕入ではなくて「売上原価」と表記されます。繰越商品も期首ではなく期末の有高になっていて、報告式の貸借対照表では「商品」と表記されるようになります。

《簿記の用語》

○期末商品の単価

期末商品の金額を決めるには、実際に棚卸をして、在庫の数量を確認してから単価を乗じます。この時の単価は例題のように同じ単価で仕入れていれば良いのですが、仕入単価が一定ではない場合もあります。このような場合には「商品有高帳」を使って、「先入先出法」や「移動平均法」などで単価を求めます。下の資料では移動平均法を使って計算をした結果、単価は5,750円になっています。

43-4.gif



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日    《ソフト一覧表》



貸借対照表と損益計算書の関係

今回は「貸借対照表と損益計算書の関係」についてご説明します。

試算表は貸借対照表と損益試算表が一緒になった表です。これを下の図のように2つに分けます。

41-1.gif

上が貸借対照表で下が損益計算書になります。しかし、この状態のままだと両方とも貸借が合いません。図解で言えば、へこんだ部分を埋めないと四角形になりません。

2つの図形を四角形にするには、借方と貸方の差額、つまりへこんだ部分を計算して付け足す必要があります。収入と費用の差額が利益になりますので、このへこんだ部分が「当期純利益」になります。

41-2.gif

そして、この当期純利益の金額は貸借対照表と損益計算書で一致します。両者は残高試算表の時には一緒になっていて、全体として貸借が合っていたからです。

損益計算書の当期純利益を見易いように費用の下に移動すると、下図のようになります。当期純利益の金額が、貸借対照表と損益計算書で同じ金額になる事が良く分かります。

41-3.gif

次に、精算表を使って貸借対照表と損益計算書の関係をご説明します。下の精算表は分かり易くするために修正記入の欄を省略して、残高試算表から直接、貸借対照表と損益計算書を作ってあります。

41-4.gif

残高試算表の金額を貸借対照表と損益計算書に分けて記入する作業は、先程の図解で残高試算表を2つに分けるのと同じです。そして、貸借対照表と損益計算書で貸借の差額を計算して当期純利益を計上しているのは、先程の図解でへこんだ部分を付け足したのと同じになります。両方とも1,000円で一致しています。

このように、貸借対照表と損益計算書、そして試算表の関係を理解する事はとても大切な事です。図解で示したイメージをしっかり覚えて置いて下さい。

単に数字合わせをしているだけでなく、どうしてそうなるのかを理解する事は学習をする上で大切です。単に数字合わせをしているだけでは、そのうちに数字を合わせる方法も忘れてしまいます。でも、仕組みを理解していれば、例え細かい事を忘れても簡単に思い出す事が出来ます。

《簿記の用語》

〇当期純利益

決算では、損益計算書の当期純利益を貸借対照表の純資産グループの「繰越利益剰余金」へ振替えます。この手続きについては「元帳の締切り」で詳しくご説明します。尚、「繰越利益剰余金」は新会社法になる前の「未処分利益」の事です。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日    《ソフト一覧表》



精算表

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「精算表」です。

《問題》下記の精算表の(  )に適切な金額を記入しなさい。

ke2.gif

《解答》

ke3.gif

《解説》

精算表とは、決算前残高試算表に決算整理仕訳を加えて、貸借対照表や損益計算書を作成すると言う決算の一連の流れを一覧表にしたものです。精算表を作る目的は、決算手続に問題が無いかを検証する事と、決算の早い段階で当期純利益を確認して、決算の見通しを立てることです。

勘定科目の右の欄が残高試算表になっていて、その残高金額に決算整理仕訳(修正記入)を加減して損益計算書や貸借対照表を作ります。決算整理仕訳とは、決算でなければ出来ない総勘定元帳の残高を修正する仕訳です。例えば、次期の費用となるべきものを当期に支払って処理をしている場合や、日々の使用で価値が下がる車両などは購入価格の全額を当期の費用としないで、定められた使用期間中に割り振る事になっています。

決算整理仕訳については、後で勘定科目ごとにその内容を詳しくご説明します。今回は、精算表がどのような仕組みになっているかを勘定グループ別にご説明します。

最初は資産グループです。

ke4.gif

資産勘定は残高試算表では借方に残高があるので、修正記入で借方の金額は加算して、貸方の金額は減算します。その結果を貸借対照表の借方へ記入します。

次は負債グループです。

ke6.gif

残高試算表の残高は貸方にあるので、修正記入で借方の金額は減算して、貸方の金額は加算してから貸借対照表の貸方に記入します。

次は純資産ですが、純資産は会社の場合、精算表では変わらないので、そのままの金額を貸借対照表の貸方に記入します。その次は収益グループです。

ke7.gif

収益勘定は残高試算表では貸方に残高があるので、修正記入で借方の金額は減算して、貸方の金額を加算して損益計算書の貸方へ記入します。収益は損益勘定ですから損益計算書へ記入します。間違って貸借対照表に記入しないで下さい。

次は費用グループです。

ke5.gif

費用勘定は残高試算表では借方に残高があるので、修正記入で借方の金額は加算して、貸方の金額は減算して損益計算書の借方へ記入します。

決算整理仕訳で新たに発生した勘定科目はそのまま損益計算書や貸借対照表に記入します。未収家賃や前払利息は資産勘定になる事に注意して下さい。

ke8.gif

最後に、損益計算書の借方と貸方の差額を計算して、差額を少ない側に記入して貸借の金額を合わせます。例題では借方に記入するようになります。借方に計上する場合は「当期純利益」になって、貸方に計上する場合は「当期純損失」になります。貸借対照表も借方と貸方の差額を少ない側に記入して貸借の金額を合わせます。例題では貸方に記入するようになります。

ke10.gif

貸借対照表の当期純利益の金額と損益計算書の当期純利益の金額が一致する事を確認して下さい。もし、一致しない場合は精算表の集計が間違っている事になります。原因を捜して必ず一致させて下さい。

どうして損益計算書の差額を計算すると当期純利益が分かるのかや、どうして貸借対照表の差額と損益計算書の差額が必ず一致するのか、については次回にご説明します。

《簿記の用語》

○資本金の増減

個人事業主の場合は事業資金を個人や家族のために支出する事がありますので、精算表においても資本金は増減します。しかし、株式会社の場合は資本金は株主のものであり、資本金を増減させるには株主総会の議決が必要となります。従って、資本金の増減は決算整理では行いません。尚、新会社法が施行されてからは、資本金の変動は「株主資本等変動計算書」によって明らかにされています。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日    《ソフト一覧表》



試算表

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「試算表」です。

《問題》下記の文章の(  )に適切な語句を記入しなさい。

nn18.gif

《解答》

nn19.gif

《解説》

試算表は問題にもありましたが、転記が正確に行われているか試してみる表です。昔は総勘定元帳への転記を手作業で行っていたので、転記ミスがあると貸借が一致しない事もありました。しかし、今はコンピューターで自動的に転記されるので貸借は必ず一致します。

それでは、今は試算表を作る必要がないかと言うとそうではありません。総勘定元帳はそれぞれの勘定ごとに集計されているため、一覧性がなくて全体の数字を把握するのに不便です。しかし、試算表はすべての勘定を一覧で見る事が出来るので、大変便利な表です。その為、試算表は今でも重要な資料として使われています。

試算表には「合計試算表」、「残高試算表」、「合計残高試算表」の3種類があります。下図の総勘定元帳に基づいて、3種類の試算表を作ってみます。

39-2.gif

最初は合計試算表です。合計試算表は各勘定の借方と貸方の合計金額を集計したものです。借方と貸方の合計は必ず一致します。この試算表は指定した期間のお金の動き、つまり借方や貸方の増減を知る事が出来ます。

39-3.gif

次は残高試算表です。残高試算表は各勘定の借方合計と貸方合計の差額である残高を集計したものです。やはり、借方と貸方の合計金額は一致します。この試算表では指定した日の残高しか分かりませんが、「精算表」の基本資料になります。

39-4.gif

最後は合計残高試算表です。合計残高試算表は合計試算表と残高試算表を合わせたものです。指定した期間のお金の動きや残高が分かるため、経営分析をする時に役立ちます。

39-5.gif

どの試算表も必ず貸借の金額が一致します。しかし、元帳への転記ミスか、試算表を作る時の集計ミスがあると金額は一致しません。

試算表を構成する要素を図解にすると下図のようになります。

39-6.gif

試算表はすべての勘定の金額をまとめて一覧にしてある表です。その為、貸借勘定も損益勘定も一緒になっています。一緒にしないと貸借の合計金額が合わなくなるからです。貸借勘定と損益勘定の継ぎ目の所が「当期純利益」になっています。試算表から貸借対照表と損益計算書を作る方法は別の記事で詳しくご説明します。

簿記と言えば貸借対照表や損益計算書が頭に浮かびますが、試算表が基本になっています。金融機関から融資を受ける時も、決算書の他に直近の試算表の提出を求められる事があります。最新の経営状態を知るには試算表が役に立ちます。

《簿記の用語》

○会計ソフトで作った試算表

会計ソフトでは次のような書式の試算表が作られる場合があります。4月分試算表の一部です。

39-7.gif

この書式も合計残高試算表のひとつですが、このまま貸借対照表や損益計算書になっています。仕訳をすると自動的に作成され、期間も自由に設定できます。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日    《ソフト一覧表》



決算の準備

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「決算の準備」です。

《問題》下記の文章の(  )に適切な語句を記入しなさい。

nn12.gif

《解答》

nn13.gif

《解説》

決算日が近づいたら少しずつ決算の準備を始めましょう。

先ず、実地棚卸のために「棚卸表」を担当部署に配布します。実地棚卸は期末に行いますが、出来るだけ早く届けておきましょう。商品は毎日動いているため、期末になったらすぐ棚卸しができるようにして置きます。

「棚卸表」は下図のような簡単な表でも構いません。

38-1.gif

次に準備する事は、「残高証明書」を金融機関からもらう事です。証明してもらう日付けは決算日です。預金の他に借入金の「残高証明書」も忘れないようにします。

決算日が金融機関の休業日だったりすると帳簿の残高と「残高証明書」の金額が合わない場合もあります。その時は照合できない理由を書面にまとめて置きます。

次に準備する事は、帳簿の記入漏れや誤記入がないか点検して、あったら訂正する事です。特に「固定資産台帳」への記入漏れが無いか確認する事が大切です。決算の時に減価償却費を計算するためには「固定資産台帳」が必要なためです。

「固定資産台帳」とは、下図のように固定資産の内容や減価償却の経過を記入した台帳の事です。

38-2-1.gif
※平成19年度税制改正により、平成19年4月1日以後に取得する減価償却資産については、定率法の計算方法が変更になっています。

帳簿の記入漏れや誤記入は、総勘定元帳の固定資産の金額と固定資産台帳の合計金額を照合する事で分かります。総勘定元帳の金額が基本になるので、他の台帳や補助簿も同じように照合します。

次に準備する事は仮勘定の処理です。仮勘定は名前の通りにあくまで仮の勘定ですから、出来るだけ決算の前に処理します。どうしても処理できない場合は、仮勘定の内容についてちゃんと説明できるようにして置きます。

次は、買掛金と売掛金の残高を確認する作業です。自社の帳簿残高と取引先の帳簿残高を照合します。取引先に「売掛金残高確認書」を送って、記入してもらった後で返送して貰います。これで債権と債務が確定します。

「売掛金残高確認書」は下図のようになっています。

38-3.gif

売掛金については貸倒れになりそうな会社に請求書を送る事も忘れないようにします。請求書を送らないと、決算の時に貸倒損失として処理できません。

後は、税理士さんと相談して決算作業の日程を決めて置きます。税理士さんにも色々と都合があります。決算日が過ぎると直ぐに決算作業に入りますので、決算日の前に出来る事はできるだけやって置くようにします。決算作業をスムーズに行うためには段取りが必要になります。

《簿記の用語》

○残高証明書

金融機関では公共料金の引落としや返済金の引落としなど、口座振替をする日が休日の場合は翌日(翌月)に処理をします。そのため、帳簿と残高証明書の金額に差額が生じる場合があります。また、事前に金融機関に申込めば、指定した日に自動的に残高証明書を発行して郵送してくれるサービスもあります。

○売掛金残高確認書

「売掛金残高確認書」はこちらの売掛金の残高を記入してから相手に送ります。相手に隣の欄に買掛金の残高を記入して貰います。売掛金と買掛金で差額がある場合は、その理由を備考欄に書いて貰います。尚、上記の資料では、挨拶文や依頼の内容、提出期限などについては省略してあります。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日    《ソフト一覧表》



決算とは

「経理を始めよう!」で出題された問題と解答について解説をしています。今回は「決算とは」です。

《問題》

377778.gif

《解答》

377779.gif

《解説》

問題の一定期間というのは会計期間の事で、大概の会社は1年間になっています。この会計期間に行われた営業活動の結果をまとめるのが決算です。

決算では日常の取引だけでは分からない事を調べて整理します。例えば、商品の売買は三分法で行いますが、三分法では仕入の金額がすべて売上原価になるわけではありません。売上原価を計算するには実際に商品の棚卸しをして在庫がどれだけあるか調べる必要があります。

その他にも固定資産の減価償却額を計算したり、消耗品の未消費分を調べたりと、決算でなければ出来ない事が沢山あります。

また、決算の結果を株主総会で報告して承認して貰わないと決算が確定した事になりません。そして、この「確定した決算」に基づいて法人税の申告納税を行なう事になります。

決算と株主総会、そして申告納税の流れを企業の形態別に見ると次のようになります。株式会社の場合は決算期を一般的な3月決算にしてあります。

37777.gif

株式会社は決算期末から2ヶ月以内に申告納税をしなければなりませんが、大企業は会計監査人の監査を受ける必要がありますので、申告期限延長の特例によって申告期限を延ばしてもらうことが出来ます。3月決算の場合は6月末日が申告期限になっています。

決算作業の流れを大まかに説明すると次のようになります。決算整理の前にまず「残高試算表」を作り、借方と貸方が一致しているかどうかを確かめます。次に、決算仕訳に必要なデータを一覧表にした「棚卸表」を作ります。この作業は決算予備手続と言われています。

次に、決算整理の仕訳を行って各勘定の残高を修正します。決算整理が終わり、決算整理の仕訳を帳簿に記入した後は「帳簿の締切り」を行い、新しい会計期間の記帳を開始します。ここまでの作業を決算本手続と言います。

最後に株主総会などに報告する財務諸表を作って決算作業は終了します。この流れを図にすると次のようになります。

37-2.gif

このように決算は大変な作業ですから、日常の取引をちゃんと記帳していないと、決算の時に苦労する事になります。

《簿記の用語》

○申告期限延長の特例

大企業(上場企業など)は申告期限延長の特例によって申告期限を延ばしてもらうことが出来ますが、納税期限は決算期後2ヶ月以内となっています。従って、申告期限延長の特例を受けても遅れて納付した税金に対して利子税(年率7.3%と前年11月末日の日銀の基準割引金利+4%とのいずれか低い率)と呼ばれる税金を余計に払わなければなりません。

当然のことですが、どこの企業も余計な税金は払いたくありませんので、本来の申告納付期限(3月決算法人なら5月末)までに法人税・住民税・事業税の見込納付をしているようです。そして、株主総会で確定した金額と見込納付との差額を延長された申告期限までに利子税と一緒に納付する事になります。



                aaa.gif

1.有給休暇繰越表 2.体重管理表 3.資金繰り表 4.損益分岐点図表 5.金種計算表 6.経営分析表 7.月次損益計算書 8.労働保険料集計表 9.残業等集計表 10.簿記練習帳 11.タイムカード管理表 12.時給計算表 13.会社カレンダー 14.買掛金支払明細表 15.現金照合表 16.弁当集計表 17.個人別社会保険料 18.社会保険管理表 19.部門別人員表 20.年数管理表 21.給与データ入力票 22.主要勘定照合表 23.労働週間資料 24.SO家計簿 25.血圧管理表 26.香典管理表 27.家族年表  28.会社年表  29.3年日誌  30.人生の節目 31.手形管理表 32.先入先出法 33.親族一覧表 34.短縮版体重管理表  35.短縮版血圧管理表 36.売上帳  37.仕入帳    38.売掛金元帳  39.買掛金元帳  40.未払金元帳  41.朝夜版血圧管理表  42.減価償却表(定額法)  43.減価償却表(定率法) 44.毎日の献立表  45.介護が始まる日    《ソフト一覧表》



プロフィール

総務工房Ⅱ

Author:総務工房Ⅱ
ソフトウェアや電子書籍の製作と販売などをしています。低価格で充実したサービスを提供しています。是非ご利用下さい。

《こちらからお入り下さい》


~プレスリリース~
10月の無料ソフトは「会社カレンダー」です。

「無料ソフト」とは、毎月1個のソフトを無料でご提供するサービスです。詳細は総務工房のホームページをご覧ください。

最近の記事
カテゴリー
関連広告
お買い物はこちらで
商品名を入力して「検索」ボタンをクリックしてみよう!


エクセルの解説書
PDF版の電子書籍です
ワードの解説書
PDF版の電子書籍です
ネット講座
いつでもどこでも学べます。
FC2カウンター
ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

ブログ内検索
最近のトラックバック
最近のコメント